増補改訂版 色弱の子を持つすべての人へ 20人にひとりの遺伝子

定価
1,700
栗田 正樹 著
判型・頁数 四六判、174頁
ISBN 978-4-89453-827-6
発売日 2016年5月13日

日本人男性の5%程度が色弱といわれている。「色弱者の見え方」「カラーユニバーサルデザイン」などまだまだ世の中に認知されていない事を分かりやすく解説。色弱者ならではの苦労や本音を実際のデザインを使って紹介。2008年の初版後の動向などを加筆修正した、悩みを持つ家族に贈る一冊。
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この本のレビュー

  • 息子の世界

    2016/05/24 投稿者:田辺盛子 おすすめレベル:★★★★★

    小学校三年生になる息子に色弱があります。私の父が色弱でしたから、私は息子に申し訳ないと思っていました。息子が幼稚園に入り、壁に貼り出される息子の絵は、明らかに他の園児とは色使いが違っていました。斬新だと言ってくれるママもいましたが、友達にバカにされるのではないかといつもハラハラしていました。今は、色を使う前に文字を読んで確めて書いているので、突飛な色使いはなくなりましたが、この本を読んで、息子に得意な色づかいがあることを知り、私の見え方を普通と考え、こういう色が良いと言ってしまっていたので、色の系統がわかればもっと息子の自由な色づかいをして良いと思いました。
    赤と緑が見えにくいことで息子にどんな不便なことがあるのかも、本を読んでわかりました。グレーのジャージを「ピンクだから女の子みたいだから着たくない」と言ったり、好きなドラムのゲームで赤の時だけ叩けない、焼き肉を生で食べようとする、絵は好きなのに鉛筆画を好むなど本を読んで理由がわかりました。私には娘もいます。娘達は「え!この色、わかんないの!」と息子に指摘することがあります。保因者であるかも知れない娘達にも、色弱のことを正しく教えたいと思いました。
    第5章カラーユニバーサルデザインとはの編がとても良かったです。息子の色の世界を知って、もっともっと息子と色々なことを楽しみたいです。